2011年9月27日火曜日

おとぎの国お菓子屋さん

”CASTRONI”《カストローニ》という総合食料食材店のショーウインドーをご覧ください。
ツーリストならずとも足を止めてしまうほどに華やかで、美味しそうで、子供にかえった
かのようなシーン(錯覚)です。

場所は、前にもご紹介しました「VIA COLA DI RIENZO」(コーラ ディ リエンツォ通り)
にあります。おそらくですが、ローマ市内では最大の規模を誇る総合食材店《GASTRONOMIA》
ではないでしょうか?店内に入れば世界中からの食材が、所狭しとデスプレイされています。

ROMAにいらした際には、ヴァチカン市国近くのリソルジメント広場から、徒歩10分位の所です
から,永遠の都の遺跡見学の疲れを癒す”DOLCE”お買い求めになられては如何でしょうか?



                ☆クリックして拡大して見て下さい!

                 この店に アンデルセンを おもいだし      元鷹


2011年9月21日水曜日

テベレ川の水澄まし

今日は、ヴァチカン市国にほぼ近いコーラ・ディ・リエンツォ通りを抜けて、
ルンゴテベレをゆっくりと歩いてみました。

テベレ川に架かるマルゲリータ橋を右岸から左岸に向かうと、下方にボート小屋から
シングル・スカルを漕ぎだすシーンを発見しました。そして、続々と・・・ダブル・スカル
まで、練習に参加です。

初秋の透き通った川面にまるでアメンボのように漕手とスカルが、一体となって
テベレ川をスイスイと泳ぎまわるかのような美しいリズムのある動きでした。


                シングルスカル・・・一人乗り
          
                スイスイと 川面滑らす あめんぼう     元鷹

                ダブル・スカル 二人の息がぴったりでした。
                

2011年9月18日日曜日

長閑なローマの土曜日

アパートから2分位の距離に大きな公園があります。
市内マップを見れば、「ビッラ・ラッツァローニ」と印字されています。
歴史を感じさせる松の木々や、良く手入れされた草花が奇麗です。

週末には、近隣からの親子連れ、老夫婦、犬連れの若い夫婦、
手を引いて老婆を散歩に連れ出した若夫婦らの姿が目立ちます。

この公園の隅には、回転木馬もあって、お祖父さんやお祖母さんは
眼を丸くして、子供らの元気に遊ぶ様子を楽しんでいます。

ローマの雑踏の中にも、長閑な風景が潜んでいることを発見しました。

      
                ☆ 仔馬が曳く専用馬車・・・ その脇をついて歩く母の情


                
                大の字で 深呼吸して のどかなり     元鷹

2011年9月16日金曜日

この秋一番の出し物は・・・

オペラファン待望の季節となりました。
ここローマ市内地下鉄A線レップブリッカ(共和国)駅下車3分程の所に
ローマオペラ劇場があります。イタリア三大劇場のひとつです。

この秋最初のスペッタコーロ(出し物)は、”ELEKTRA”です。(内容は?)
昨日15日午後休憩時間に散歩がてらチケット売り場で、出し物の情報を聞いて
みることにしました。

さて、簡単なやり取りをしているうちに、イタリア語の未熟さから、いつの間にか
チケットを購入する羽目に、トホホホ・・・

持ち合わせの都合もあってGALLERIA(桟敷席)にしました。
1枚23€(およそ2500円)也。”こりぃあ、秋から演技が、否、縁起がイイヤ”

            
                初オペラ 冷かしの末 さじき席         元鷹

2011年9月14日水曜日

ポルチーニ茸にびっくりです!

今日のローマの空は、まるで他の色を忘れたかのような真っ青一色でした。
メトロA線のオッタビアーノ駅を下りて、徒歩10分位のところにあるコーラ・ディ・リエンツォ通り
にある大きなマルカート(青果市場)を見てきました。

出会いがしらに、絵にかいたような70歳位のイタリアーノから声を掛けられました。
流暢な英語で、私を日本人か、中国人かを確認?した後に、毎年”乾燥ポルチーニ茸”をヨコハマ
から、買いに来る日本人が居るとのメッセージを一気に語りだしました。良くあるパターンですから、
私は、笑顔で”Si~”(シーではありません、スィ~ですから念の為。)”Si~”と2度も相槌を打って、返礼をしました。

驚いたことに、オジサンのお店には美味しそうな「フンギ・ポルチーニ」が、小箱に一杯詰まっていました。結局、程よい大きさの茸を1個購入しました。自宅に戻って、水洗いして、薄切りにしてオリーブ油で炒め、シチリア産の塩を少々振って食しました。”モルト・ブオーノ !”でした。



                ポルチーニ 家路を急ぎ メトロ乗る     元鷹 

               

2011年9月13日火曜日

ローマの仲秋の名月

仕事から家に帰って、e-mailを開くのが最初の家事?の愉しみです。
日本から家族のいくつもの知らせのひとつに今日12日は、
「仲秋の名月」だった、との連絡があったので、早速テラスに身を乗り出して
ローマの夜空を眺めてみました。《21:00頃》

朧月で、満月なのか、欠けているのか分からなかったのに、それでも
23時30分頃には、奇麗なまんまるな姿に変わっていました。

これは、良いぞ!とばかりに愛機ペンタックスを持ち出し、通常のISO400を
ISO12800にセットして、初のローマの夜空にレンズを高々と向けてみました。

ンニャ・・・名月?のご感想は、おまかせ申し上げます。



2011年9月10日土曜日

エセドラ(共和国広場)の噴水

9日は、いつものようにエセドラの噴水(共和国広場中央)は、水飛沫をこれでもか、という
勢いで、観るものを楽しませてくれました。

エセドラの噴水はローマの噴水の中では、未だ比較的新しく、1901年に完成したと
言われてます。ですから今年で、丁度110年を迎えたわけです。
1897年のコンクールに応募したパレルモ(シチリア)出身のマリオ・ルッテリのデザインです。
私は、ローマの数ある噴水(1500)の中で、エセドラの噴水から一番の感動を貰っています。



                     みずのねや エセドラにたつ ローマのあさ
                                                 元鷹
   

2011年9月7日水曜日

ショぺロ(ストライキ)と共和国広場の噴水

ローマ終着駅テルミニから五百人広場を抜けて、西北へ4~5分も歩くと共和国広場へ出ます。
ここには、メトロA線レパッブリック駅があります。大きな噴水が広場の中央に堂々と広がり癒しの空間を楽しませてくれます。昨日9月6日は、ショーペロ(ストライキ)があって交通機関が、マヒしていました。さて、ショーペロの終了後の時間に噴水を見たときでした。あの天にも昇ろうとする勢いの海神グロウコスからの大噴水も、大水盤の四方に陣とっているニンフたち(湖・川・海・地下水)と戯れる白鳥、魚、海馬、竜の噴水も、ピッタリと止まっていました。何と静かで虚ろな状態なのでしょうか。水の有難さをショペロのお陰で、感じ取ることができた瞬間でした。

2011年9月4日日曜日

ラ・サピエンツァ宮殿

無事、目的のショップを視察(買物は次回にでも)を終えて、今度は近くのコルソ・デル・リナシェメント通りをのんびりと歩きだしました。この無目的かつ、ゆっくり・ぶらぶら歩きのお陰で、いつか見てみたいと念じていた”ラ・サピエンツァ宮殿”(デッラ・ポルタの設計)に出会うことが出来ました。元は、1303年に創建されて、1935年までローマ大学として使われていたそうです。成程なあ、という威厳と言うか、格式を感じさせる雰囲気がありました。
                     入り口正面にて撮影しました。(9/3)

パンテオンに透明人間が現れた?

ローマ・テルミニ駅から、64番のバスに乗って、フィレンツエ皮製品で知られている”IL BISONTE”ローマ店を探しに出かけました。バスが、イエズス教会を通り過ぎたところで下車して、地図を片手に、そのショップがあるというVIA DEI CORONARI、105/106を探しているうちに、見慣れた
建造物が目に入ってきました。ミケランジェロだったか、ラファエロだったか、その美しさは例えようがない、と絶賛したという言われるパンテオンの傍に。折角のなので、ゆっくりと建造物の中に入ってみました。(因みに入場無料です)改めてその偉大な設計デザインに驚きながら、本来の目的地へ歩き出したところ・・・何と、”透明人間”(?)が、現れたのです。(写真ご参照)もう、お分かりですネ。
ローマ市内で、よく見かけるトリック・アート(勝手に命名してみました)の”透明人間”だった、というのが、ネタでした。因みに、コインをカップにいれると手を少し上下に動かしてくれます。多くの観光客の眼を楽しませてくれていました。