2011年12月27日火曜日

支倉常長像を探して「チビタベッキア」を訪ねました!

間もなくクリスマス《NATALE》休暇も終わろうとしています。休暇中は、家族と親戚の人らと
食事会を開いて,久振りに楽しいひと時を過ごすのが、イタリア式のクリスマス休暇の定番のようです。

さて、この機会にと以前から、一度は行ってみたいと念じていた”チビタベッキア”港をのんびりと電車で
訪ねてみました。と言いますのも、そこには仙台藩が派遣した使節団の団長:支倉六右衛門常長の銅像が建っているということを知り、異国の地で苦労をしたであろう支倉常長に逢いたい、という強い気持ちがあったからです。

ローマ・テルミニ駅から、普通電車に乗って、およそ80分くらいで(北西に向かって100kmほどでしょうか)チビタベッキア駅に到着します。駅に止まっていたタクシーに頼んで”支倉像”を目指しました。

想像していたほど大きくはありませんでしたが、それでも日本のサムライを表現した堂々としたブロンズ
立像でした。以来400年近くが過ぎて、同じ日本人として生きる自分のミッションの在り方を支倉像から、何か”インスピレーション”を貰った気がしました。持参した新潟の酒”菊水”で、銅像に向かって乾杯をしてから、ローマに帰りました。


                    1615年10月18日 ローマの海の玄関である
                    チビタベッキア港に錨を下しました。
                    

                    
              
               日本《月の浦》からローマへ至る船旅〔チャート〕を開設した
               石板案内が、像の右側にありました。

               月の浦 出でてみれば 海の果て 日本の想い パウロⅤ世へ

                                                  元鷹

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