2013年4月20日土曜日

ローマ流そら豆の食べ方

パスクア・復活祭〔3/31,4/1〕が過ぎると気候は一段とスピードを上げて
春から夏に変わってしまいました。日中は、暑い、暑いと、もう夏になったのような表現を聞くようになってきました。

4月の陽気は、市内観光客にとっても幸いしてか、市街地にはいつもより
観光客の姿が多くみられます。また、市内の小学校の児童が先生や母親
に引率されて歩く行列を観光地で見かけることが増えてきました。

さて、4月25日〔木〕はイタリア解放記念日の、そして5月1日〔水〕はメーデイの祝日となります。丁度、天候に心配のないこのシーズンは、イタリアでは、家族・友人揃ってピクニックに出掛けることが多くなるとのことです。

この時期にスーパーマーケット野菜コーナーには、FAVE〔ファヴェ・そら豆〕が大量に出回るようです。旬の野菜に目のないイタリア人は、このFAVEとPECORINO〔ペコリーノ・山羊乳チーズ〕を赤ワインで一緒に味わうことを楽しみにしているのだそうです。

そしてこの時期のピクニックやアウティングの時には、これらの3種の神器
ならぬ「そら豆、ペコリーノ・チーズ、赤ワイン」を携えて、いざ出陣となるとのことです。

私も負けじとふだんは余り立ち寄らない野菜売り場にて早速FAVE(そら豆・日本のモノと違って細く長いカタチ)を、乳製品コーナーではペコリーノ・チーズを買い求めて、家にあった赤ワイン(シチリア産・CORVO)を揃えて、ベランダで試食会を楽しみました。

そら豆を生で食べたのは初めてでしたが、チーズと絡めて食べながら、
そっと赤ワインを口に注げば、香ばしくて豆の青臭さは残るのですが、
ワインがスープ替りになって、いっぺんにノドを通してくれました。


            スーパーで並んで売られていたFAVE(中央)です。
            1kg/1.69ユーロでした。
                                試しに270g(11本)を買うことに。

            

              
           左から、FAVE、ペコリーノ、CORVO赤ワイン。
            
           皆さんも一度お試しになられては如何でしょうか?


           珍味なり これは美味いと ぜんぶ食べ   元鷹
                

            
    



1 件のコメント:

  1. パスタにそら豆を使うことがありますが、やはり、「そら豆」+「ペコリーノ」の組み合わせは、いつの間にか刷り込まれました。ペコリーノは代替品で済ませますが・・・。

    返信削除