2014年2月12日水曜日

第219話 サン・ヴァレンタイン・デイ を考える

今年も2月14日〔金〕には、「サン・ヴァレンタイン・デイ」を迎えます。

私にとっては、日本に居た時のことですが、この日が近づいてくると、
何ぜだか不思議と居心地が良くなかったことが思い出されます。

一体全体、この「サン・ヴァレンタイン・デイ」とはどんな日なのでしょうか?
今日は、そんなことをご一緒に考えてみたいと思います。

ヴァレンタインと言う人は、古代ローマ時代の司祭だったということです。
時代は、軍人皇帝クラウディウス・ゴティクスのとき(268-270)のこと。

西暦269年2月14日に、司祭ヴァレンタインが殉教した日と伝えられて
いるそうです。それはなぜ?

この皇帝は、ローマ兵士の士気を高揚、維持のために結婚を許可しなかったそうです。妻子を残して戦地に向かわせると戦意が揺らぐとでも
考えたからでしょうか?

さて、ヴァレンタイン司祭(教会は、ローマの北に在るテルニの町です)は、粋な人でした。そんな強兵策?は屁のカッパとばかり、恋する兵士を結びつけた(IL MATRIMONIO / 結婚)と言われています。

しかし、いつの日か皇帝の命によって、ローマ兵に捕えられて牢獄に入れられてしまったそうです。

そこの看守の娘さんは眼が不自由だったそうですが、ヴァレンタイン司祭が、お祈りで奇跡を起こして眼が見えるようになった、と伝えられています。掻い摘んでのストーリーは以上です。

ところで、16年前(1998年)の2月14日に私は、知人と一緒にヴァレンタイン教会をテルニの町に訪問したことがあります。

ローマから車で2時間位の距離でしたが、ほぼ100kmだったでしょうか。
ウンブリア州のアッシジへ行く途中の町です。教会はTERNI(テルニ)の山の中にある静かな住宅街にありました。地味目の小さめな教会でした。

その時の想い出は、恋の成就を願ったものか、家族の幸福を願ったものかは判りませんが、世界から相当数の書状が届いていたことであります。

語るまでもなく、現代の日本では、「サン・ヴァレンタイン・デイ」は多くの人に認知されており、文化的に或は商業的にもおおいに賑わっている次第です。

翻って、ヴァレンタインの本場(?)イタリア・ローマでは、どのような具合に成っているのでしょうか?チャンスをみて、イタリア人に聞いてみようと思います。

御承知のように家庭第一の国がらです。家族・夫婦で恋人同士で、プレゼントの交換や、レストランでの食事会(2月14日は、特別メニューや特別価格などが設定されることも)などがあるようです。

しかし、今日の日本のようにこの時期に成ると話題に上がったり、プレゼントの交換があったりすることはなさそうです。


ドルチェ専門店ダニーノ(ROMA)のショーケース
            四季折々の商品ディスプレイがとってもオシャレです。


                
                ナチォナーレ通りのあるファッション・ストアでは、
                ”Happy Valentine's Day”のプロモーション中です。


            

 
             
            ヴァチカン市国に近いコーラ・ディ・リエンツォ通り
                レディース・ファッション専門店のショー・ウィンドウ


             誰ぞ知る ヴァレンタインの 決死の粋  
                                       元鷹      




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