2014年7月26日土曜日

第259話 夏の夜のテヴェレ

先日、と言ってもまだ3日前の22日(火)の夜のことでしたが、会社の同僚に誘われるまま市内中央を走るテヴェレ川に浮かぶ島ティベリーナで
毎年開催される「日本祭り」(在伊日本大使館主催)へ出掛けてきました。

入場は、前売り券方式(当日も販売して様だが)で、10ユーロ也。
日本の映画1本、ミニ丼ぶり(鮭ごはん、又は鳥ごはん)がついて、おまけにおつまみ&日本酒試飲と云った大奮発のサービスぶりでした。

尚、ミニ丼は今年10周年を迎えたレストラン「すし千」(ピラミデ近く)の
協賛の様子でしたが、多くの日本料理ファンのお腹を満たして下さいました。ご馳走さまでした!

日本酒の振舞(但し、お猪口2ケ分)は、日本酒党には何よりのサービスだったに違いありません。お話しに依れば、この9月頃からEURの居酒屋
さんで、試飲した日本酒の販売が始まるとか!?

さてこの夜の映画は、「テルマエ・ロマエⅡ」の上映でしたから、会場に詰めかけたイタリア人も日本人も多くの観客も大いに盛り上がって、暑さを忘れて楽しんでおりました。かく言う私も久し振りに、奇想天外なストーリーの面白さに腹の底から笑いどおしでした。

上映会が始まる前には、お琴の独奏会、河野在伊日本国全権大使、
松永ローマ日本文化会館館長、など6名さまからのごあいさつなどが会場を賑わせ、アット・ホームなイヴェント風景でした。

また、式典が始まる前には、広い会場の一角で”書道”のデモンストレーションが開催されて、特にイタリア人らが興味深く参加しては楽しんでいたようでした。

デモンストレイターはローマ在住で書道普及に地道に活動されておられる
小平多起さんでした。参加者の一人ひとりに丁寧に説明・指導されて大活躍でした。

夏の夜は長くて退屈なものですが、ローマの町は人々を退屈にしたままにはしないのが、ローマらしいところであります。

毎年、この時期にはテヴェレ川両岸にはレストラン、バールをはじめファミリーで遊ばせてくれる「脱・退屈」仕掛けが用意されております。
「遊び」に掛けては、勢いチカラが入ることもローマらしいところです。

 この席は、上映された10PM頃には満員と
            なりました。左側は、テヴェレ川です。
            さすがに夜は冷えてきました。

            
テヴェレ川の水量に勢いに圧倒されました。
            △お屋根は、ショップ?バール?かな?
            手前は眺めの素敵なレストランでした。

         
             川あそび テヴェレに集う 暑気払い 
                                  元鷹

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