2014年8月14日木曜日

第263話 スイカとイタリア国旗

暑い昼下がりに冷えたスイカを食べながら感じることがあります。
それは、「ウ~ム、西瓜はイタリア国旗だ!」とスイカの切り口の皮部分をみつめて思うことです。 ※下記の写真をご覧ください。

スイカの皮は、外側からみどり色、しろ色で構成されています。
そして、食べる部分〔果肉?〕は、あか色です。

さて、今度はイタリア国旗を見て下さい。青空に風に棚引くイタリア共和国の三色旗は、見る者に清々しい印象を与えてくれます。カラー配色のポジションは、旗竿側〔正面左側〕からグリーン・ホワイト・レッドです。三色旗を縦に並べる時には、上から同順となります。

[ご注意]イタリア国旗に類似した国旗をもつ国は、アイルランド、ハンガリー、メキシコ、コートジボワールなどがあります。

スイカの色はまるでイタリア国旗の配色〔緑・白・赤〕にそっくりですから、
スイカを食べる時には、自然と空に風に棚引かせている3色旗をイメージ
してしまいます。

事のついでにと言いますか、WIKIPEDIA[ウィキペデア]を開いてイタリア国旗[三色旗]を調べてみますと大変興味深くてついつい止まらなくなって
しまいました。国旗には、国の歴史・伝統・文化などが秘されています。

現在のイタリア国旗成立を知るためには、どうも18~19世紀まで遡る必要がありそうです。ご関心をお持ちの読者のみなさまもお暇な時に是非ご一読下さい。

さて、改めて知ったのですが、3色の示す意味は次のようです。
緑⇒国土或は自由
白⇒平和或は平等
赤⇒熱血或は友愛

緑色部分が青のフランスの国旗のことも想い出されてきます。
イタリア統一[1861年リソルジメント]前の1800年前後には、イタリア北部の一部では、ナポレオンによって統治された時代があったようです。

兎に角、「国の旗」はその国を象徴するデザインであり、カラーなのです。
その国旗≪三色旗≫が、ローマの、否イタリアの各街々の建造物に広場に飾られ、国民やこの国へやってきた外国人にエールを送るが如く、ある時は強風に、そしてある時は微風によって、そのカタチをしなやかに踊らせては優雅に棚引くのです。

スーパーCONADで、切売り1.60€(約236円)でした。
皮側から、緑・白・赤という順が愉快です。
 
                               Via Cernaia 国庫省正面入口の三色旗
            手前の下がりランプも入ってしまいました!
             三色旗は、一般にTRICOLORE・トリコローレ
             と呼ばれています。 

            
ローマテルミニ駅ビル屋上にたつ三色旗と
            EU旗です。旗竿側に緑色が着ます。

            

             以前にもとりあげましたが、三色旗デザインの
               冷蔵庫のドア正面です。この発想にはUMMM?!
              「スゴイもの」(エネルギー、ギャグ、カラー感覚)を
              感じます。

              
              さあお食べ 西瓜ご馳走 盆の席  
                                      元鷹

              トリコローレ スイカ食べ食べ 想い出し
                                      元鷹

              あ、イタリア 歌劇ヴェルディ 色緑
                                      元鷹

              ※お盆特集です。写真・吾伊句とも増量?
                しております。
  
               

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