2014年9月20日土曜日

第278話 今日は、9月20日です。

ローマの秋は、空高く晴れ渡り、とお伝えしたいところですが、今年の秋は
夏同様に少々これまでと違った様相であります。

しかし、秋の味覚の数々は、既に街のスーパーマーケットやバンカレーレ《屋台式朝市場》に顔を出し、人々が手を出すのを待っているようです。

今日は、言わずと知れた9月20日です。
これまでに何度もブログに書かせて頂いた「9月20日通り」の日です。

1870年9月20日は、国王軍がローマに入り「ピア門」(正確にはピア門から50m位フューメ広場よりに位置した城壁)を突破した日であります。

現在の大統領官邸《QUIRINALEの丘》となった建物は,元々は法王庁の
建物であり、1870年9月20日以降は国王のお住まいとなった訳ですが、イタリアの政治歴史の変遷と共に、ここに住まう主人が変ったのであります。

今日のテーマは、このピア門では9月16日から21日までの6日間を
「ピア門の歴史に光を」とばかり、多彩なイベントが展開されています。

昨日19日《金》、知人の薦めもあってピア門に出掛けて参りました。
その見学、発見についてこれから前編、後編に分けてお伝えしたいと思います。

  ピア門は普段の景色と違って
人混みがありました
 
ピア門には国旗が飾られ、イベント開催
           の準備が進められていました 9/19午後

           ピア門に 三色旗が 翻る
           歴史忘れず 思い新たに    元鷹

            

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