2015年4月10日金曜日

第339話 ナポリ郊外のカゼルタ王宮見学 後編

庭の見学を先に回して良かった、とホットしました。
と言うのも、自分の観たい王宮の内部を自分なりに後半の時間を調整しながら、歩きまわることが出来たからです。

事前にネットにて、王宮の見所を調べてみたのですが、大小1、200の部屋があるとのことだけで仔細は分りませんでした。実際に、建物の中を歩いて分りましたが、驚くほどの部屋を一般開放しています。

それでも、精々一般に観ることが出来る部屋は、100部屋も無かったのではないかと思った次第です。しかし、見学した部屋の眩しいばかりの調度品の数々は、溜息が自然とこぼれてきました。

家具調度品は、”帝政様式”であるとモノの本に書いて有りましたが、かつてインテリア関連の仕事をしていましたから、興味が沸いてウム、ウムとばかりインテリアのデザインに関心が集中しました。

部屋の美しさは、語り尽くせません。また、豪華なシャンデリアや家具敷物
、オヴジェなども、皆さんには写真でお楽しみ戴きたいと願います。

そろそろ帰りの電車のことも気になりだしましたので、遅くなる前に王宮を後にしました。街並みを少し歩くことにして、正面出口を左の方向へ。
幸いにも、雨はほぼ上った状態になり、ホットした次第です。

パスクワの日曜日ですから、殆どのお店は生憎しまってました。
街並みは静かで、両脇に植えられた木々が雨に濡れた後でもあり、みどりが生き生きと映っているように見えました。

10分も歩かない内に駅近くまで来てしまいました。ふと、反対側の建物の壁を観ると、”アンドレア・ボッチェリ”のコンサートのポスターが2枚貼ってあることに気づきました。

しかも、今訪れたばかりのカゼルタ王宮でのコンサート開催の知らせでした。日本に帰国するまでに一度は、”A/ボッチェリ”のコンサートを聞いてみたいと願っていたので、デジカメにそのポスタ-を収めて置きました。

                               堂々の大廊下でした 王宮の荘厳な雰囲気が
            伝わってくるようではありませんか!

           

            王宮内の礼拝堂?だったと思います
            天井が高く厳かな雰囲気が漂っていました

            
見事なシャンデリアに圧倒されました!
 
図書館が3部屋くらいありました
王家の人達の勉強振りが伺えます
 
 

            カゼルタ宮殿の正面玄関を帰り際に
            撮りました

           
 
アンドレア・ボッチェリのコンサート開催の
ポスターに眼が止まりました。
 
雨降れど 憧れの宮 訪ねたし
                元鷹

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