2015年9月25日金曜日

第398話 北イタリア紀行 モデナ

         ローマ滞在通算10年達成記念
           北イタリア紀行

パルマは、朝型観光方式を採用しました。と言いますのは、昨夜付いたばかりで、17日(木)が最終日でしたから、時間が朝散歩から始まって、朝食の時間までの余裕しか有りませんでしたから。

それでも、ドゥカ-レ宮殿、礼拝堂など近隣の散歩を愉しむことが出来たのは、収穫でした。早起きは、3文いや3ユ-ロの得でありました。
爽やかな朝の時間の散歩後のバールでの一杯のエスプレッソの味と店主との挨拶など、旅先ならではの出逢いの面白さでした。

9月17日(木)MODENA/モデナ

  
  さあ、MODENA/モデナへ。モデナには、パルマから電車で30~40分位の距離だったと思います。ここでは、スーパーカーの元祖フェラーリの生みの親・ENZO FERRARIの生家跡に造られたミュージアムを尋ねます。

パルマから目的地のモデナに到着したのは、およそ午前9時だったでしょうか。MUSEO ENZO FERRARIまで徒歩で行ける距離でしたので、出口へと急ぎました。

どうやら反対側に出てしまった様子で、人通りもなくタクシーも停車して居ませんでした。ベビーカーを押すシニョーラに道を尋ねますと、やっぱり反対側の出口だったことがハッキリしました。

地下構道を潜りなおして、正面口に。早速、殆どの駅近くに有る行き先案内ボードを見つけたり、また通り掛かりの地元の人にも道を尋ねました。
そうこうしながら、なんとか無事、美術館に辿りつきました。開館より少々早く到着出来ました。

先ずは入場料の13ユーロを払いました。創業者エンツオ・フェラリー生家の地に造った美術館は、私のようなスーパーカーに無頓着な人にも分り易く創立の歴史、歴代の開発車の展示、エンジンの進化、等々興味深く展示説明がなされていました。

すぐお隣には、イタリア・モダンな建築が建っていますが、こちらには小ぶりながらもカフェ・テラス、フェラリー・グッズショップ、そしてメインの展示会場があって、20台程のフェラリー車が所狭しと並べられています。

ぐるっと会場を一巡した後、出入り口に近いカフェ・テラスで、エスプレッソを味わった。隣の席には、英語で会話している女性3人連れが居て、カップチーノ片手に、何やら賑やかに美術館の感想を交換している様子だった。

最初に入った生家跡の美術館でのエンツオ・フェラリーをモデルにした動画の中で、彼の残したことばとして「coraggio e passione」(勇気と情熱)がありましたが、心に残る大切なことばを頂けたと感謝しています。


エンツオ・フェラリー生家跡の美術館

超モダンなフェラリー美術館
            お隣(写真は上)の生家跡美術館と
            対をなすコントラストに感動します。


 
        生家跡美術館展示車/時代別に紹介
        見ているだけでワクワク感がこみ上げてきます  

フェラリー美術館の展示車の一台です
            およそ20台が美・技・デザインを競い
            合っているかのようです


         モデナでは フェラリーの夢 大輪に
                       元鷹                                     

0 件のコメント:

コメントを投稿