2015年12月10日木曜日

第432話 南イタリア紀行 アマルフィ

ここ10年来、南イタリア人気が日本では進んで来ております。
長い年月、具体的には何時頃のことを指すのでしょうか、1994年前後以来イタリア・ツアーに大ブームが起きました。

当時のツアーアイテナリー(日程)と言えば、主にミラノ⇒ヴェネチェア
⇒フィレンツエ⇒ローマ見物といった最も人気度の高い歴史的都市への旅だったと思います。

イタリアと日本との相性は真に良いように思っています。
国がらが似ている点も、或は反対に違うことも比較的歴然としている為でしょうか?観光立国イタリアにとっては、日本人は優良顧客であります。

さて、南イタリアのお話しに戻りましょう!

先ず、本論に入る前に最近読みました新書「イタリア旅行」に詳しいのですが、18世紀にヨーロッパ(特にイギリス)で起ったイタリア・ツアー、”グランド・ツアー”と命名されたようですが、ご紹介致します。

イギリスの貴族の間に長期間<数カ月~数年も>古代ローマを、ギリシア文化の足跡を訪ねるツアーだったようですが、ローマ・ナポリはその人気の中心にあったとのことでした。

さて、そのナポリ<ギリシア語から派生した言葉>から、更に電車で1時間チョット南のソレント<この街はご紹介しましたが>から、海岸線沿いを走る運行バスで更に1時間余走った辺りに”AMALFI”の小さな町があります。

この間の沿岸線道路は、切り立った崖スレスレに作られていますのでスリル満天のドライブを楽しめました。日光のイロハ坂を懐かしく想い出させてくれましたが、それ以上にスピードを出す運転手のハンドル裁きに拍手を送るほかはありません。無事に往復できてホット!しました。

時間の都合で、ほぼソレントとアマルフィの中間位に位置するポジターノには、下車出来ませんでした。当初には、見学先として印を付けていただけに残念でした!まあ、将来への楽しみにして置きましょう。

アマルフィは、冬のこのシーズンでも観光客が溢れていましたから、シーズンの夏には、どんなに込み合うのだろうか、と要らぬ心配をしてしまいました。

私は、細い道に並んだお土産ショップを眺めながら小散歩を楽しみましたが、1店舗だけ面白いグッズを販売しているお店に入ってお土産品を購入しました。それは、手作り商品のマリーン・グッズの品々でした。

バンディエラ<国旗>の小さめのモノを選びました。
ご存知のようにイタリア共和国の国旗は、左から緑・白・赤のストライブデザインです。購入した国旗は、その白い中央に中世紀のイタリアの4つの海洋国《アマルフィ・ジェノヴァ・ヴェネチェア・ピサ》の紋章がロープ柄で囲まれたものです。一眼で気に入って仕舞いました。

※美しいアマルフィの写真を添付出来ずに失礼します。
  未だに写真添付機能が上手く稼働しないのです。
  再開次第にご紹介致します。

      

           アマルフィ 映画で見た浜 此処に在り
           パラダイス アマルフィほど 目に余る
                                 元鷹
           


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